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学校コントラバス救済作戦!



学校コントラバス救済作戦 活動報告

   ~ 上記ページで活動のご報告をさせていただいてます。 ~


ライン02

「学校コントラバス救済作戦!」とは?
コンセプトシートを作成しました。ダウンロードして見て頂けると幸いです。

 ◆学校コントラバス救済作戦 コンセプトシート
 ◆学校コントラバス救済作戦 ポスター

学校コントラバス救済作戦ポスター

コントラバス奏者にお願いです。リユース弦を寄贈頂けないでしょうか。
誠に勝手ですが、学校コントラバスだとガット弦や、ナイロン弦だと弾く生徒も楽器も大変だと思われるので、スチール弦だと有り難いです。
私たち soulstation の「音を楽しもう」、「学校コントラバス救済作戦」の活動費は寄付金で賄っています。
一人でも賛同者が増えて、温かくて生きている音楽が世界中で鳴り続けて欲しいと思います。

●ご連絡先メールアドレス  soulstation.yoshiki@gmail.com(吉木 稔)

どうぞ宜しくお願い致します。


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「コントラバスの弦を張り変えてくれた方へ」

「コントラバスの弦を張り変えてくれた方へ」

2023年2月11日に豊橋市西光寺での救済の際に、弦交換をしたところ、お手紙が届きました。

◆ ◆
コントラバスの弦を張り直してくれた方へ・・・
弦を張り直してくれて、本当にありがとうございました!
前までは、カビだらけで、弦もきれてて、ひきにくかったけど、張り直してくれたおかげで、
すごく弾きやすく、キレイな音色で、前よりも、楽しく、練習や演奏をする事ができました。
本当にありがとうございました。
チューニングもできるようになりました!
短い文章ですみません。すごく感謝しています。ありがとうございました!!
◆ ◆


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体の小さな中1女生徒が酷い状態のコントラバスを弾く姿があまりにも不憫に感じて、出来る事からと始めた学校コントラバス救済作戦!
昨年このHPを見て感銘を受けたと連絡頂き、楽団仲間の協力も得て、張り替えた使える弦を豊橋市育ちで現在ドイツ・ゲッティンゲン在住のコントラバス奏者から送って頂きました。ありがとうございます!!

 小山貴成 コントラバス奏者
 https://ameblo.jp/takanarikoyama/

彼は吹奏楽部経験があり、この問題も痛感していて、『コントラバス救済作戦を広げていきましょう』と言ってくれた。
強力な仲間が出来て背中を押してくれた気がしています。

【これは再生プロジェクトです!!】
今想うのは、フードバンクや制服リサイクルみたいな考え方で出来ないかなと!!
再生品として使える弦を集める場所、コントラバスを持参してきてもらい弦交換出来る場所。ハブステーションみたいな場所(例えば吹奏楽連盟や市民オケが使うホール等)があれば、弦を交換したいコントラバスと共に張り替えが出来るコントラバス奏者を募ることができます。
皆んなが集まることができて、情報交換やコミュニケーションの場になるといいなと思います。
横の繋がりと皆んなの少しずつの力を合わせれば、大きなリターンになって未来へ届く、大切なコトになれると思うのです。
コントラバス奏者の皆様方々、張り替えた再生品として使える弦を寄贈して頂けないでしょうか。
*吹奏楽連盟や教育委員会、学校関係者に伝えて行きます。僕も張替えに行きます。

●ご連絡先メールアドレス  soulstation.yoshiki@gmail.com(吉木 稔)

ほんの少しのお力添えの程、宜しくお願い致します。


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ベースを弾いている[吉木稔]です。

『音のよろこびを体感する機会や場所が多くなると良いですね』

近々では、2020.2/11 西光寺にて、高校コントラバスの弦交換を出来ました。現場に居た大人たちには、弦交換した楽器での最初の音が出た時の、生徒の『うわぁ』って声とリアクションを目の当たりに体感してくれました。

全国のコントラバス奏者から使える古弦をご寄付頂き、この活動は成立しております。弦をご寄付頂いた方々、ご賛同下さる皆様方、本当にありがとうございます。

昨年は中々実施出来なかったのですが、今年はもう少し活動したいと思っています。
6月には時間に余裕を持って九州へ向かいます、その際には多くの学校に行けたらなと考えています。

【学校コントラバス救済作戦】
寄付のお願いです。

廃棄予定のコントラバスの使える古弦が有りましたら、寄付として郵送願えないでしょうか。
《僕が学校コントラバスの弦交換へ行きます》
ご寄付下さる方はメッセンジャーか、
soulstation.yoshiki@gmail.com までご連絡お願いいたします。

後々は 使える古弦を集める場、届ける場、張り替える人がうまく連携出来たら良いなと思っています。
例えば、使える柔道着やクレヨンを海外へ送る団体がある様に、
使える古弦を学校コントラバスに再利用出来るシステムが構築出来たら、

『音のよろこびを体感する機会や場所が多くなると』

思います。

何卒宜しくお願い致します。



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弦バスの音は響いていますか?
学校コントラバスのメンテナンスはなされていますか?
弦はどれくらいの期間使っていますか?

プロの奏者でも弾けない様な酷い状態の学校コントラバスを全国各地で目にします。
コントラバスのいい音が出ない原因はメンテナンスをしていない楽器の状態にあります。
これでは 音楽のたのしみを感じたい一所懸命な生徒が不憫でなりません。そして、共演者や観衆にも関係してくる大問題です。

バンドサウンドに重要な低音がしっかりしていないと、音楽の愉しさが半減して共演者も演っていて辛いし、観衆も聴いていて寂しい。演者も観衆も盛り下がってゆくのは明らかです。
けれども、膨よかなしっかりした低音が在るバンドサウンドを知らなければ、そういうものだろうと 思い込んで 何の問題も感じることはありません。

想像してみてください。考えてみてください。
しっかりとした低音を嬉しそうに弾く奏者、その低音に包まれてアンサンブルする共演者、そうして生まれた 愉しさ 喜びが詰まったバンドサウンドは音楽の愉しさが倍増して感動として観衆に届くということ。
そして、それは喜びとなって演奏者に還ってくる。
しっかりとした いい音は共演者に良いコミュニケーションを、観衆に感動をもたらします。情操教育、心の豊かさ、文化向上に繋がると強く感じます。
たかだかコントラバスのメンテナンスの話ですが、周り巡って多大なる影響を及ぼします。
メンテナンスを施してまた次に伝えてゆくことは、「歴史を紡ぐ」ことであり「人が育つ」ことであり、単純に買い替えることよりもずっと意味のあることだと考えます。
弦を張り替えただけでも違いは歴然です。
何年も弦を張り替えていない状態であれば、プロのコントラバス奏者が寄贈してくれたまだ十分に使える古弦を持って僕が弦交換にゆきます。

ご連絡お待ちしております。

2017年7月
吉木稔
soulstation.yoshiki@gmail.com



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僕は芸術鑑賞会の演奏で全国に行かせてもらっているのですが、そんな中で気付いたことがあります。
何処の中学や高校もコントラバスの状態がとてつも無く酷く、僕も弾けないような状態です。
先日、和歌山では中学の吹奏楽部の生徒さんたちが演奏してくれました。
しかし案の定その中学校のコントラバスも、駒は上に反り返り、弦高も弾ける状態ではありませんでした。

顧問の先生は熱心な人でした。生徒のみなさんの演奏も本当に素晴らしく感動しました。
でも、そんな顧問の先生でさえもコントラバスが歪んだ状態であることをご存じなく、
ここ10年の間にメンテナンスをしたのかどうか分からない、
弦の張り替えや弓の毛替えもいつ行ったのか分からないのだそうです。
楽器は状態に合ったメンテナンスを必要としますが、
「メンテナンスの実施が難しい」という問題が在ることを現場の人でさえ気付いていないのです。

管楽器を扱ったことがある先生はコントラバスに比べるとたくさんいらっしゃる(と思う)ので、
管楽器の状態には気付けるでしょう。しかし、残念ながらコントラバスはそうはいきません。
トロンボーンの菅が曲がっていたり、サックスのキーを押す時にどこか一つだけ力一杯押さえなければいけないとか、
押しても自分が思っている音と違う音が鳴ってしまったりだとか挙げればキリがありませんが、このような感じなのです。
僕だって、自分自身が演っているから気付いたくらいなのです。
だからほとんどの先生も知らない、気付かないのです。

だけど僕も、コントラバスのメンテナンスは出来ません。
楽器を納品した地元の楽器屋さんも出来ないと思うし、
きちんとメンテナンスの出来る職人さんはなかなか少ないのも現実です。

体が小さな中学生、高校生の女の子が一生懸命にコントラバスを弾いてくれたのですが、
メンテナンスされていない楽器で上手くなれるはずはなく、あまりにも不憫でなりません。
傾ける角度によっては文字が書けない万年筆で頑張って文字を書こうとしているような、そんな状態なんです。

日本は吹奏楽部が盛んで良いなと思います。もっと良くするには、単純明快 です。
土壌、環境を良くすることだと思います。
花が綺麗に咲く(メロディやハーモニー)とか、いい実(全体のサウンド)がなるとかは土が良くないと育つ訳ありません。
バンドだとベースは大地です。土が良くなればいい実がなるのです。至極当然です。

僕は、
中学校や高校のコントラバスを、ちゃんとしたメンテナンスが出来る職人さんに
調整を依頼出来るような環境にしていきたいのです。
そこで、僕が出来ることから始めようと思います。これから色んな方にこの問題の提起をし続けていきます。

昨年末、自分のコントラバスの頭が取れたことを経験して改めて、
楽器の状態で音楽が良くなることを実感しているからこそここまで想いを馳せることが出来たのかもです。
他にも何かいいアイデアがありましたら僕に教えてもらえないでしょうか。
宜しくお願い致します。
soulstation.yoshiki@gmail.com

吉木 稔


先日、僕の楽器を修理して頂いたコントラバス工房へ御礼に行きました。
そこでこの話をしたところ、その方はこの大問題にとうの昔に気付き、過去には行動もしていらっしゃいました。
行動をしていく中での問題点も聞かせていただき、最近はあまり活発には行ってらっしゃらない理由にも合点がいきました。
職人さんが真っ当な熱い想いで行動を起こしても、こちら側だけでは物事は成立しないのです。
本当に大問題です。

実際に楽器の状態が良くなって、演奏する子どもが笑顔になり、
バンドの音が良くなった状態を見ても ピンとこない先生も居るそうです。
すべてがうまく行った時のワクワク感、その向こうで聴いてる人が喜ぶこと、
それが音楽・文化の向上に繋がっているということを現場の先生達は 「知らない」んだと思うのです。
きっと想像出来ないし、考えも及ばないのだと思います。
なので、先ずは「知らない、わからない」事を「知って欲しい」。
そして「分かって欲しい」と思うのです。

是非、プロのコントラバス弾きの方!
張り替えた弦を吹奏楽部へ送りませんか。 僕が届けます。もしくはそういう団体を通して届けます。

吹奏楽部OBの方々、学校関係の方々、父兄の方々。
こういう楽器の問題が「在る」ことを吹奏楽部の顧問の先生や、校長先生、副校長先生へ伝えてくれませんか。
一つの学校だけでは厳しいので、教育・文化・青少年育成のために自治体単位などで繋がって話をしてくれたら良いなと期待します。


「いい楽器に変えてほしい」という話ではありません。
「曲がってしまっている楽器を真っ直ぐにしましょうよ。」って話なのです。
どうか、多くの方にご理解いただけるようにまた考えて行動してゆきます。

2016年3月20日




コントラバスのメンテナンス